等身大ドールの見学
東京都台東区、JR御徒町駅の近くにアルテトキオ、オリエント工業のショールームがあります。
ショールームの見学は基本的に予約が必要です。
いきなり訪れても案内してもらえませんのでまずは最初に電話かメールで予約をしましょう。
アルテトキオ 上野ショールーム
等身大ドールのショールームに訪れるのはこちらが初めてでした。
展示品を一通り説明していただきボディの可動範囲、触感、重さ等の違いを実際に動かして確認できました。
A級メイク(オプション)と通常メイクのヘッドを見比べましたが、これは正直な感想ですと個体差程度の違いしかないと思ってしまいました。
ボディとヘッドの組み合わせは自由に変更してもよく、写真撮影もOKとのこと。
実際に購入しなくてもフィッティング確認できるのは素晴らしいです。
お迎え候補に考えていた肝心のシリコン製ボディはARTE145が思っていた以上に華奢な造形で推奨ヘッド自体も小さく見えました。
その他の大きさのボディも見比べたものの私の基準からはARTE158だと横に大きく、それ以上の身長では縦に大きいと感じてどれもイマイチ決め手に欠けていました。
小柄なドールは今回のお目当てではなかったので流し見程度でしたが、こちらの方が造形的に綺麗だったと思います。
あとはシリコン製ボディの軟らかさが展示品の中でも違うことが少し引っ掛かりました。
製造時期が新しい方が若干軟らかかったので個体差ではなく配合を調整されているのかもしれません。
案内してくれた方の距離感は付かず離れずで丁度良かったですし、最後まで落ち着いて見学できました。
オリエント工業 上野ショールーム
こちらでも簡単にラインナップを説明していただき、同様にボディの可動範囲、触感、重さ等を体験できました。
ただしこちらの展示品は触れても良い個体が限られており、写真撮影もNGと制約があります。
アンジェボディ、やすらぎボディは流石の出来で不満に思うようなことは無さそうです。
粗探しをするならばパーティングラインの処理が少し気になるくらいです。
ジュエル136ボディは流石に幼過ぎでしたが、ジュエル146ボディでも悪くない感じ。
ヘッドはジュエルボディ適合ヘッドの方が適度に"お人形さん感"があって私は好きでした。
ある程度ボディが確認できた後はガラスショーケースに入っていたヘッドを残り時間いっぱい眺めていた気がします。
ところでオリエント工業のショールームは通常30分、購入前提の場合は1時間の予約が可能みたいなのですが、
次の見学希望者が私の予約時間が終わる前に来てしまうハプニングがありました。
他の訪問者と鉢合わせしたくなければ予定時間より早めに退散した方が安全そうです。
余談
等身大ドールを手放す理由で「重かった」という意見が割とあるそうです。
重さだけなら2Lのペットボトル飲料2ケース(12本)や、10kgのお米3袋を暫く抱えてみると身近なものでもその厳しさを体感できるはずです。
身長150cm程の等身大ドールで体重が30kg近く、体型次第では更に大きく重くなるため相応の覚悟が必要です。
こういったサイズ感、重量感に自分のイメージと乖離がないか実物を確認しておかないと後悔するかもしれません。
流石にショールームはフラッと気軽に立ち寄られる雰囲気ではないですが、 入ったら最後買うまで出してくれないなんてことも勿論ありませんでしたし、 抵抗がなければ一度見学してみることをお勧めします。
お迎えを本格的に検討されている段階であれば、たとえお住まいが遠方だったとしても訪れる価値があると思います。